【改修】交野市 ベランダ手すりを千本格子へ取替工事

住まいづくりは家を建てたら終わりではありません。

今回は、家を建てた後のメンテナンス例をご紹介します。

おうち時間、いかがお過ごしですか?

ここちよい住まいは

自然と楽しいおうち時間になりますよ。


住みにくい家を

陽射しと生活動線を大切にした設計で、

毎日快適な家へ

リノベーション・リフォーム・古民家再生・新築


ほそえ ゆりこ です。

新築設計時から、
もう20年のお付き合いの
交野市・M様邸。

私が設計を担当した住まいを

いつも

「うちが一番いい家やわ~♡」

と嬉しいお声をかけてもらいます。


今回は、外壁・木部塗装と、
ベランダの木製てすりなどの取替工事です。


木を家の外まわり、
例えばベランダなどに使う時、

3年目には再度塗料を塗ったほうが、
その後傷みにくいのですが、
20年間何もせず…だったので、
傷みもひどくなっていました。

木は取替しないといけない状態でした。


「同じやり替えるなら、

 千本格子にしたい!」
と最初からのM様のご要望でした。


手すりまでの高さでなく、
防犯も兼ねて
ベランダ全体を囲う高さまで。
しかし、防犯と避難は相反します。


悩みに悩み
工事始まりの時に、
中から開けるように決まりました。


今後のメンテナンスを考えて、
「長持ちをするアルミ製で!」

と。


…でも
アルミ製って案外高くて、
ご予算を大きくオーバーしてしまい、
木製へ変更して、
ご予算に近くなりました。

でもまだオーバーしているし、
木製は後からの塗装メンテナンスが
必要になるので

「既存のデザインにしたほうが
  ご予算に納まりますよ…。」

とお話ししましたが、


「どうしても、千本格子がしたい。」
との強いご要望で、
予算オーバーですが、
木製の千本格子に決まりました。


木製に変更になった時に、
図面を描いて格子の本数を数えると…
丁度100本!

木材屋さんに見積りしてもらった時、
面取り(木材の角をカンナで削る作業)は、
大工さんで。と言われ、

100本×4ヶ所(1ヶ所3m)
400角の面取り!
※実際は110本!

プラス構造材の面取りも!!

M様のご要望を実現させるために

皆で力を合わせました!


お庭がなくても楽しめる
ベランダをお庭のようにする工夫です。
ベランダでガーデニング施工例。

開放的なベランダから
格子に囲まれた落ち着いた空間へ。

ご近所からの視線も遮り、
気兼ねなく趣味のガーデニングを楽しんだり、
癒しの空間になりました。

実は、コロナの影響で外出を控えて、
ガーデニングを楽しむ方が増えてます。


格子工事初日
既存手すりを撤去したところです。

M様、京都へ行かれるたびに
目についた格子の写真を撮っていて、
大工さんに見てもらい、
一緒に考えてのアクセント。


今回は、京風千本格子に。


「きれいにできたよ~」
と私が出来上がりを見る前に
M様からのメール。



【▼before】

【▼after】


ベランダ中から見た
アクセント ↓ ↓ ↓

【▼before】

【▼after】

【▼before】


【▼after】



玄関戸もきれいになりました!

【▼before】

【▼after】


塗装の良いところは、
20年前の新築の時に戻ったかのように
美しい姿になるところです!


この工事入る前に、
「今回で家をさわるの最後やわ~」
と言われてましたが、

「また、3年後によろしく!」
と明るく再会を約束しました。


20年前の新築設計から、
こんなに長くおつきあいできて
とても嬉しく
この仕事をしていて良かったと
感じる瞬間です。



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